読解力の重要性
今日は、ある芸人YouTuberの動画見て考えさせられたらな〜と思うことです。
"AI vs教科書の読めない子どもたち"という本のお話でしたが、最初はなんで教科書の読めない子ども限定なんだろ?って思いながら動画を見ました。
前半はAIについてで、全く子どもの話題はありません。
そこで語られていたのは、
AIが得意なことは数学的なことであること。
例えば、計算、確率、統計ですね。
論理的にやっていけるものについてはなんでもできる。
ですが、国語や英語などの文章についての理解や人間特有の解釈が必要なものについては、理解不能。
例えば、Siriの返答だってその場で考えているわけではありません。
予め用意されたものを組み合わせて返答しています。
私たちの発した言葉からkey wordを見つけ出し、計算して返答する。
なんか、気持ちが悪いですが、、、、
だから、Siriに"ここら辺で、フランス料理のお店を教えて"というとフランス料理店がズラーって画面に出てきますが、"ここら辺で、フランス料理のお店以外のお店を教えて"といってもフランス料理店が画面にズラーっと並べるそうです。
つまり、、、、現在地近くのフランス料理店を探していることはkey wordからわかるのですが、以外という言葉についてはあまり知らないということらしいのです。
ひゃーびっくり。
また、岡山と広島に行った。これだけ見ると、意味は岡山県と広島県に行ったと取れますよね?
もし、岡山くんと広島県に行ったという、with岡山くんという意味の文だとしたら、、、、
この違いは人間なら文脈とかから読み取れますが、AIはできないのです。
なぜなら、文章の意味は分からないから、文章にあるkey wordを見つけて、パターンで組み合わせ考えているから。
とまあ、こんな感じのことを話していました。
しかし、後半部分は本題です。
まあ、AIに出来ないことが分かったが、それになんの影響が?
AIはできないこともありますが、計算とかはめちゃ得意です。つまり、事務的なことははるかに人間より優れています。
その分人間の仕事が減りますね。
だったら、人間ができることをやればいーじゃん!
そうなんですが、AIが苦手なのは、というかできないのはコミュニケーションと読解力と言われています。
もし、人間がやるならその分野を生かす仕事ととなるわけです。
はい、解決!
いや、、待ってくださいよ。
そのAIができない読解力とかは、そもそも人間誰でもできるんですか?っとなるわけです。
そこで、実は今の大学生やらを対象にしたテストの結果から、読解力などの力がある人間は60%くらいらしいです。
どこを母集団にしているかは分かりませんけどね。
読解力がないといけないという結論でした。
そう言われると、今まで自分たちがやってきた授業は読解力というよりは、、、、ただ、答えを言わせるような、、、
というわけで、これからを考えると読解されることや関わりを大切にした授業展開にシフトするのを急がないといけませんね。
まあ、コロナとかの影響で、関わりは制限がありますが。