思うこと
3週間が過ぎました。
授業も始まりました。
しかし,自分が思い描いていたものはできません。
ですから,先輩方から教えてもらったり,資料をいただいたりしてなんとか毎日を乗り切っています。
今週もなかなかハードでした。
というより,帰る時間が格段に遅くなっているのです。
帰ろうと思っても先輩方がいるので, そんな軽く帰れません(笑)
そして残っていると,必ず新しい仕事が舞い込みます。
まあ,新人なんで一番に動かないといけないですし,これは仕方がないと思います。
日に日に新しいことを覚えています。
また私は担任でもあるので,子ども一人ひとりについての「責任」を感じる場面が多々ありました。
この週は特にうちのクラスで,けが人が出たり,面談があったりとイレギュラー対応が多かったように感じます。
しかし,先輩方から言わせると,これは「普通」だそうです。
厳しいですね,いろいろと。
でも,日々子どもの成長を感じます。
また本性を出し始めた子もいます。
こうやって個人を見ていくと,視野が狭くなります。
今週はこれがかなり多かったです。
集団として見られていない場面が多いのです。
自分では「みんなでやるんだよ」,「自分たち同士で考えて行動するんだよ」といいますが,結局私は手を出してしまうときがあります。
耐えることができないのです。
まあ私が手を出さない場合は,あきれて他の先生が手を出すのであまり変わりませんが。
もちろん子どもが自らやってくれることもあります。
その部分の「ほめ」だけは忘れません。
といっても,個人名を挙げて称賛することはないですが。
「今日みんなの中に~をしている人がいたね。周りのことを見ていていいと思います。ぜひ続けてほしいです。」
こういうと,当の本人はもちろんですが,それ以外の子も自分かなと言わんばかりの顔をします。
まあ,それでみんなの行動がみんなにとって良い方向に行けばいいです。
部活はなかなかに恐ろしかったです。
少し愚痴混ざりになります。
前顧問もきて,方針の話し合いです。
部員よりも,指導者側の熱が熱すぎる。
「子どものため」という言葉の下で,自分を正当化するのはよくないと思います。
それは自分のためでしょと思うことがたくさんありました。
部活動は確かに良い経験になります。
しかし,その活動を過度に子どもに強制することは,もはや子どものための活動ではないと感じてほしいです。
私は部活肯定派です。
しかし,「部活に費やした時間がもし他のものに使われていたら」と考えることがあります。
もっといろんな可能性があったかもしれないし,もっと異なった価値観に触れることができたかもしれません。
その子らがプロになるのなら,話は別です。
といっても,現状は元々のやり方に従うしかありません。