うまくいったこと、いかなかったこと
やっと1学期が終了しました。
いやー長いようで、短かった。
いや、短かったです。
本当にわからないことばかりで、苦悩した毎日でした。
授業アンケートも3年生に限っては、よくない回答ばかりです。
かなりメンタルを持っていかれました。
まあ、こうなることは薄々わかっていたものを、実際にそうなるとなかなかしんどいです。
おかげで、自分の授業のどこがよくなかったのかがわかったので、それはそれでよかったです。
良かれと思っていたことが、そうではないこともあると知りました。
やはり人の授業を自分がやってもうまくいかないのです。
自分がやりたい方向のものを殺した結果、痛い目にあいました。
この夏は、今までできなかった授業の見直しや改善を行います。
やられぱなっしは好きではないので。
話は変わりますが、自分の学級についてです。
はじめに比べれば、成長しました。
だんだんなってほしい方向に近づいています。
しかし、まだまだです。
といっても、具体的に何が足りなくて、どうすればよいかまで考えられないのです。
もどかしい。
そんな中、ちょうどうちのクラスだけ理科の時間1時間があまりました。
進めてもよかったですが、やはり夏休み明けは同じスタートをどのクラスでも行いたいので、進めるのは辞めました。
その代わりに、久々に『学び合い』をやってみました。
実は一回も授業をフルに使った『学び合い』をしたことはないです。
まあ、初期段階あるあるが起こるのかなと思いきや、そうではありませんでした。
私は自分のクラスの本当の姿を見てみたい気持ちもあり、可視化はほぼしませんでした。
けど、ちゃんとやれていました。
いやーしびれましたね。
予想以上にできていて、驚きました。
答えをはじめから見ることはまずないですし、教科書とかも駆使して、自力で向かおうとしている。
わからなかったら、ちゃんと助けを求めることができるし、逆もしかりでした。
教えるほうも、解答を見せるのではなく、自分なりに説明しようと、頑張っていました。
ただ、終わった子が大量になると、ダレるのですが、ワークなどで最後まで学びを継続している子もいます。
その子らを見て、思わず「いやーすごいね。自分で判断して、何が自分の最適な学びか選べているんだね」とつぶやきました。
それを見て真似をする子もちらほら。
まあ、結局最後まで遊んでいる子もいました。
一番重要な全員達成はギリギリできていませんでした。
あと一人。
結局全員達成はできていないけど、生徒のいろんな姿が見えました。
私にとっては、とても興味深いものでしたし、彼ら本来の力を発揮した時間となったと思います。
同時に課題も見えてきました。
2学期こそ、全員達成した姿が見たいです。