dZAKIYAMAのブログ

若手教師が日々感じたことを書いていきます。

何を目指しているか。

勤務校に教員志望の生徒がいます。

その生徒と話す場面がありましたので、少し話してみました。

「なんで教員になりたいの?」

「教えるのが好きなんです。」

「なるほどね。でもこれからは、さらになりにくくなるかもしれないよ。」

「それでも、やりたいです。」

まるで昔の自分を見ているようでした。

とにかく自分がこれと決めたことはやってみたい。

目が輝いているのです。

けど、その生徒の将来を思うと、今の自分と同じ道をたどる可能性もあるんだなーと考えていました。

いろいろと言えることはありますが、彼らが教員になるころにはそれこそ全く違う環境になってるかもしれません。

だから、特にその後は何も言いませんでした。

ただ、こんなに教員の働き方が言われているときなのに、志望するのは驚きです。

それほど、熱い思いがあるのか、ただ甘く見ているのか。

どちらでもよいと思います。

でも、そういう生徒からしたら、身近な私たちの行動ってかなり影響するのかなって思います。

そう考えると、自分の今はあまり良い状態ではないです。

ある程度慣れてきて、準備が不十分でもなんとかなってくるようになりました。

もちろんいろいろな方々の助けがあってのことです。

だから「まあ何とかなるか」で終わってしまうこともあります。

しかし、自分の理想とは?何がなしたかったのか?ということを問いただすと、それとは違うことはわかります。

それは、先ほどの生徒と話したときも自分の中で引っかかりました。

特に何かあったわけではないですが、十分にやれていません。

自分の中の何かを変える必要があります。