dZAKIYAMAのブログ

若手教師が日々感じたことを書いていきます。

子どもから感じること

最近は部活ばかりに集中しています。

部活を見ているととても懐かしい気分になります。

自分も今彼らが体験しているような状況に立ったことがあったなだったり、逆にこんなこと考えるのか!と思うことであったり。

「こんなこと考えるのか!」と思うことが特に面白いですね、本当に。

自分が部活動に所属していたときは、考えもしなかったことを彼らは考えていると思うとうれしくなります。

そして、それを話してくれることがとても良いですね。

問題もありますが、良い部分はたくさんあります。

それは最近開催したミーティングでも表れてきました。

はじめは何も進まなかったのですが、最近は割かしスムーズです。

違いは「進めようと考える人たちのアクションの早さ」の変化ですね。

以前は誰も何も話さない時間が多く、沈黙ばかりでしたが、そこが明らかに変わりました。

なんでかはわかりません。

ただ、彼ら自身からミーティングをしたいという意見もあったので、やらされているという感覚ではないのでしょう。

スキルはあまり成長させることはできていませんが、少しでもこの夏で意識改革が起こったのかなと思っています。

私はスキルよりも意識やメンタル育成を重視しています。

まあ、メンタルの部分が成長すれば、それなりにスキルもつくのでは...?

甘いですかね(笑)

話は変わって、夏季学習会の話です。

つい先週に夏季学習会が行われました。

私は『学び合い』形式にしました。

他の先生でもそれを取り入れた先生もいました。

久々に他の先生の『学び合い』を見れて大変ありがたかったです。

私自身の授業では、まあ大体予想通りの展開ではありました。

内容は「顕微鏡の使い方」です。

最後にテストを行い、そのテストで全員が満点を取るという課題設定です。

やらせてみると、いろんな学習をしている子がいました。

顕微鏡を実際に使っている子、教科書でひたすら確認する子、問題を出し合っている子、遊んでいる子。

自分のクラスでやったときと感覚が全然違いました。

何というか、この学習の意味を理解していない、浸透していないという感じです。

まあ、それは仕方がないことです。

ほとんどの子に関しては、初めての授業の形式であったことに変わりはありませんので。

でも最後には「全員」の意味を語りました。

多分ほとんどの子はわかっていないと思います。

しかし、中には聞いていそうな子もいます。(この子も聞いていない可能性はなくはないですが(笑))

本当は連続で出来たら、もっと変わっていくんだろうなって感じます。

でも、今の環境でやれることをやっていくしかありません。