dZAKIYAMAのブログ

若手教師が日々感じたことを書いていきます。

一区切り

とうとう修了式も終わりました。

いやー終わってしまったんだなとしみじみ。

4月からあっという間でした。

いろんなことがあったけど、なんだかんだで良いクラスでした。

良い学年でした。

はじめはなんもわからなかったけど、今になってすごく支えられていたと感じます。

人事やある出来事もあり、修了式前に私は家で号泣してしまいました。

今のクラスが終わるのが辛かったのです。

なるべく思入れはしないようにしていました。

そっちの方が生徒は次のステージにうつることが出来るし、自立していけると思っていたからです。(まあ、さほど何かを指導できたわけでもないのですが...)

しかし、結局はすごく思入れがあり、きっとこれからも忘れることはないんだろうなと思います。

なんだかんだで熱くやってきた部分もありますから。

生徒にはどんな風に見えていたのでしょうか。

今まで見てきた中でも特に若く、不慣れな教師を見て彼らはクラスで考えていたのでしょう。

全然やってあげることが出来なかったです。

けど、彼らはそれなりにいろいろできたし、他の先生方からも褒められていました。

元々の素質もありますが、クラスの中でも成長する要因があったのかもしれません。

自分のことではないにしても、彼らの成果や頑張りを聞くたびにうれしかったです。

良く頑張ったなって思います。普段偉そうなことを言う私ですが、私が中学生だった頃は全然できていません。

素晴らしかったと思います。

修了式の日、なんて言葉を送るか考えていました。

しかし、学級目標のことや来年度はどうしてほしいとかくらいしか思いつきません。

言葉にできなかったが正しいのかもしれません。

だから通信簿を渡すときに一人ひとりについて私が思っていることや願いを語ることにしました。

手紙とかいう柄ではないので。

特に原稿なんて用意しなくても、すらすら言えます。

最初は名前すら危うかったけど、今は出席番号順に全然言えるし、一人ひとりの特徴も言えます。

担任なら普通なのかもしれませんが、私からしたら大分成長しました。

通信簿も渡し終わり、最後の話へ。

感謝、学級目標に対してどうであったか、来年度への期待を語りました。

いつも話をろくに聞かない子もこの時は聞いています(笑)

そして、その話の後、記念に写真を撮りました。

黒板にもいろいろ書いてくれたので、せっかくだから撮りたくなってしまいました。

もう終わりだなと思ったら、生徒から色紙をもらいました。

うれしかったです。

余計クラス解散するのが嫌になりました。

けど、私も生徒も次のステージに進まなければいけません。

このクラスを持つことができてよかったと思います。

本当にありがとう。

そして、そのやさしさや、誰も置いていかずにみんなでやろうとする気持ちは忘れずに頑張ってほしい。

私は、もう初任ではなくなります。

ただ2年目になる言えば、それで終わりです。

しかし、まだそんな感じがしないのです。

まあ、そんなことも言ってられません。

生徒や他の先生方が私にいろいろ教えてくれた分、それを還元しなければいけないと思っています。

あっという間に終わってしまったけど、きっと次もあっという間だと思います。

だからこそ、一瞬を大切にしたい。

来年度はもっと自分がやりたい、目指したい方向に持っていきたいです。

子どもの将来、20年、30年後のために。